京大セオリーの教室は「米市館」という鉄筋コンクリート造の5階建てマンションの１階にあります。

米市館は総タイル張りのきれいな外観を保っていますが、すでに築20数年を経過した建物ですので、所々修繕が必要になってきました。

特に気になっていたのは教室の表のタイルの割れ。

数年前から管理会社に修繕をお願いしていましたが、工事が大掛かりになる事と予算の都合もあるのか、中々話が進みません。

教室の前を通る人がつまずいて怪我をしてはいけないので、見栄えは悪いですが外れたタイルの上から養生テープで応急処置をするなど、これまで騙し騙しにしてきました。

そんなある日、生徒を迎えに来られたお母様に「表のタイルまた外れてるんですよ…(>_<)」と何気なくお話すると、『ウチの主人の会社でなおせると思いますよ。』とのお言葉。

お見積を頂戴したところ、なんと”超破格値”というか材料代にもならないのでは…と思えるほどの金額に、さすがの管理会社も即ＯＫでご厚意に甘えさせて頂くことに。

お忙しい時期にも関わらず、次の月曜日(教室のお隣は人気の美容室なので、工事は定休日の月曜にお願いしていました。)に早速ベテランの職人さんが来てくださいました。

タイルが割れていたのは三角コーンの場所と、作業されている看板前の２か所。

古いタイルを取り除き、あっ！と言う間に張り替え完了。

なだらかに下っていく箇所ですが、まったく違和感のない仕上がり。　すごい！

かなり凹みのあった水道の点検口の上には、段差をなくすための蓋まで作って頂きました。(点検時は取り外し可)

これだけの作業を約半日で、しかも年配の職人さんお１人で。

お見事です！まさに『職人ワザ』です。　感謝しかないです。

教室の前の墨染通りは「藤ノ森小学校」や「京都教育大附属高校」の通学路になっていて毎日たくさんの学生さんが通ります。

これで皆さんに安心して教室の前を通ってもらえます。　本当にありがとうございました。